高木重郎氏の『ダブル・カット・アンド・リストード・ロープ』で使われる手法と、テッド・コリンズ氏の『パナマロープミステリー』の手法を用いたロープ切りの手順です。 ロープ切りは何度か繰り返す事で不思議さを高めていくのが個人的は好きです。 実際、ロープ切りを手順化しているマジシャンは大体複数回切る、復活を繰り返す人が多い印象 です。
ロープ切りを行う方は高木重郎氏の大傑作、「Do as I do rope routine」を演じる方が多いですが、実はなかなか演じ方が難しい作品でもあります。演者のキャラクターが重要ですし、手伝っていただく観客の反応に依存する要素も多いです。
私自身は動画の演技に少し手を加えた手順をサイレントではなく喋りで演じる事が多いです。角度にも強く、状況によって演技の長さを変えられるので重宝しています。