マジック解説

【手品・マジック解説】コーディー二のダブルノットを用いたシルクの出現

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一般的に用いられるロープからのシルクの出現は簡単に出来る割に華やかさもあり、よく使用しているトリックです。出現したあとはレギュラーのロープとシルクが残るだけなので、ここからロープの手順にもシルクの手順にも繋げる事が出来ます。

ある時、同様の手法で一本のロープから2枚のシルクを出す事は出来ないだろうか? と思いました。物量的には2枚のシルクを隠しておく事は不可能ではないように思えたからです。しかし二つの結び目にそれぞれのシルクを出現させる、という事は思っていた以上に難しい作業でした。特に、ロープとシルク以外の物は使わない、という縛りの中でなかなか良い解決策が思い浮かばずにいました。

『世界のロープマジック2』に掲載されているコーディー二氏のダブルノットを見たときにこれがシルクの出現に応用出来るのではないか、と思い立ちました。実際何度か行ってみると、数回に一度は上手くいきました。後はいかに絡まないようにするか、という部分でハンドリングの調整を行い、100%問題ない手法になりました。コーディー二氏のダブルノットに至るまでは長かったのですが、氏の手法に出会ってからはかなり短時間で組めました。一本のロープと2枚のシルクがあれば出来るマジックです。

【現象】
一本のロープを絡めます。ロープを引っ張ると、二つの結び目が出現します。さらにそれぞれの結び目には一枚ずつシルクのハンカチが出現しています。

解説は有料になります。

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